次世代足場とされる4要素
一般的な次世代足場の定義としては以下の要件が挙げられています。
1抜止め機能付き水平材
2先行手摺工法標準仕様
3足場・支保工両方のシステム承認取得
4大組み大払し対応
次世代のクサビ式足場が求められる要素を全て実現した
進化系の足場が登場しました。
国土交通省 新技術情報提供システム
『NETIS』登録番号 SK230008A
一般的な次世代足場の定義としては以下の要件が挙げられています。
次世代のクサビ式足場が求められる要素を全て実現した
進化系の足場が登場しました。
Point 1
Aタイプの支柱が標準です。
WizLOCK+ZACROSSと先行手摺の導入で
Aタイプの足場を次世代足場に進化させるために開発されたのがWizLOCKです。Aタイプの足場のクサビは48.6φの支柱で可能となる最大限の大きさです。そのクサビの大きさこそが、強度な緊結力を生み出します。その良さを受け継ぎつつ、長年課題になっていた抜け止め機構付きの水平材を実現したのが、進化系水平材WizLOCKです。
Point 2
組立・解体のどちらもスピーディな3工程。
水平材WizLOCKのクサビはカバーの中に有り一体化されているので、組立時は「設置→片方のクサビ打込み→もう片方のクサビ打込み」の3工程、解体時は「片方のクサビのロック解除→もう片方のクサビのロック解除→取り外し」の3工程なのでスピーディな作業が可能です。
また、従来のクサビ式足場と同様にポケットに上から差し込むタイプなので、支柱にWizLOCKを何本か設置した後に、クサビの連続打ち込みも行えます。さらに解体時も数本のWizLOCKを連続的にロック解除した後で、支柱から続けて取り外すことが出来る点も、非常に効率的です。
Point 3
鍛造クサビを軽く叩くだけで決まるので
クサビ式足場Aタイプの解体時は、ハンマーで水平材を叩き上げるのに力が必要です。特に頭上の梁間材を叩き上げるのには苦労します。しかし、水平材WizLOCKは鍛造のクサビを軽く叩き上げればロックが解除されるので、大した力は必要ありません。
組立時も同様にクサビを軽く打ち込めばよいので、ハンマーも軽いものでOKです。作業者の負担もかなり軽減されます。
Point 4
※イメージです。数値は当社調べ
クサビを打つので打撃音が小さく、
最近は、周辺環境に配慮してあまり音を立てない工法が求められるケースが見受けられます。WizLOCKは組立時や解体時にパイプを直接叩きません。そのため打撃音がかなり軽減されました。また、打撃によるパイプの凹みも生じないため、耐用年数が長くなります。
従来品
Point 5
水平・垂直が自然と決まる設計を採用。
WizLOCK水平材はレベルが自然と決まる構造になっています。これは足場全体の強度を上げるだけでなく、先行手摺の設置においても相性が良い点となっています。
Point 6
ココを見れば打ち込み状態の確認が可能
緊結状態を外見から目視で確認可能。
クサビがポケットの下からどれくらい出ているかを確認することで、打ち込み忘れや打込み不足を外見から目視で確認することができます。
Point 7
足場の実大試験(於仮設工業会)
支保工の実大試験(於仮設工業会)
建地の許容支持力の設定は
仮設工業会での承認試験から、足場での建地の許容支持力は1支柱あたり13.2kN(約1.35t)とされました。この数値は900巾の昇降設備設置箇所、後踏み先行手摺、前踏み2段手摺、1類メッシュシートであれば約30層の組み上げが可能な数値です。
また、支保工での建地の許容支持力は1支柱あたり27.0Kn(約2.75t)となります。
次世代足場 WizLOCK System
大手マンションデベロッパーの改修工事の現場で、工事発注者から次世代足場で組んで欲しいと要望があり、WizLOCK Systemを推薦したら採用されました。WizLOCKの抜け止め機構や音の低減についての評価は大でした。WizLOCKはポケットからクサビの先端が出ているかを見れば、打込み忘れをすぐ発見できるので安心です。安全パトロールも問題なくクリア出来て良かったです!
レンタルでWizLOCKを借りているのですが、従来のAタイプの足場と同じように作業が出来るので現場で戸惑うことはありません。支柱の浮かしや一側足場も問題なく、施工スピードもそん色なく、むしろ早くなったんじゃないかと、みんなで話しています。またWizLOCKであれば組む時もバラスときも、あまり力を入れなくて済むので、作業効率があがり大変助かっています。
足場業界の次世代足場への流れで、プレート式の足場に全部買い替えなくてはいけないのかと不安でしたが、Aタイプと併用できるWizLOCK Systemの存在を知ったので安心しました。水平材WizLOCKとZACROSS以外の部材は自社材を使うことが出来るのでコストも抑えることができそうです。これで安心して次世代化をすすめます。
最近、安全作業を図る為に、大組大払しを工事発注者より求められるケースが増えてきましたが、抜け止めの付いているWizLOCKを使うことで要求に答えることが出来ています。特に大バラシの時に使うロック解除クリップは目からウロコです。これからは積極的に大組大バラシを採用して手間人数を抑えていこうと思います。
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